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【サイズ別 ギターの選び方】2026年02月5日
これからギターを始められる方、標準サイズ(650mm)のギターを使っていたけど 最近左手が辛くなってきた、
そんな方に是非おススメしたいのがショートスケールギターです。
今回は3つのサイズから選択が可能なアリアギターを例に解説させていただきます。
アリアギターは音のバランスも良く、鳴りも良く、そして価格・サイズの選択肢が多いのが特徴です。

まず、このアリアのクラシックギターのラベル(上記写真)にはA200S-61という 表記があります。
アルファベットのAはギターのシリーズ名を表します。
Aに続く数字(200)はモデルのランクを表します。
※但し、ミューズ限定モデルとして610mmは、旧モデル番号(A50、A100、A20 0)が使用されています。
A50とA70、A100とA140、A200とA260は同じモデルランクです(モデル番号の表記が違うだけ)
続いて、数字に続くSは表面板の材質名、スプルース(松)です。
Cの表記がある場合はシダー(杉)です。
最後の2桁の数字はギターの弦長(サイズ)を表しています。
A200S-610 → ナットからブリッジまでが610mm(弦長)

アリア(荒井貿易さん)のホームページを見てみると、ラインナップには610mmサイズが載っていません。
Basic | Classical Guitars | Products | ARIA 荒井貿易株式会社 Arai & Co., Inc.
実は610mmサイズは、ミューズ音楽館の特注モデルなのです!
※全てのモデルに610mmや630mmがある訳ではありませんのでご注意ください。
●それぞれのサイズ感を写真で表しましたのでご覧ください。
まずは、3弦の1フレットから4フレットまでを押さえた比較です。

いかがですか?
特に人差し指、つっぱり具合、手の甲など見ていただくとわかりやすいかもしれません。
次に和音を押さえた時の比較です。

こちらも人差し指の角度からサイズ感がおわかりいただけるかと思います。
最後に、ギターをサイズ別に構えた比較です。

650mmだとボディサイズが大きいため、右肩がやや上がってしまい、左腕が体から 離れてしまいます。
610mmは右肩がリラックスして、左腕も体に近づきました。 サイズ感をイメージしていただけたでしょうか?
つぎに指板の写真をサイズ別でご覧ください。

実は弦長だけではなく、他に箇所にもサイズの違いがあります。
まずナット幅です。

610mm、630mm → ナット幅50mm
650mm → ナット幅52mm
たった2mmですが、ギターを構えた時にこの2mmの感覚の差は大きいです。
次にボディサイズです。

610mmサイズ → 35.5cm
630mmサイズ → 36.5cm
650mmサイズ → 37cm
最後にボディの厚みです。

610mmサイズ、630mmサイズ → 9cm
650mmサイズ → 9.5cm
このボディサイズの違いは長時間構えた時の疲労感の違いや、右手のタッチに影響します。
●それぞれのモデルを一覧でまとめました。
※現在、旧モデル名と新モデル名が混在しておりますが、ミューズ限定モデルとして、
旧モデル番号(A50、A100、A200)が使用されています。
A50とA70、A100とA140、A200とA260は同じモデルランクです。

ハイポジションがとても弾きやすいレイズドフィンガーボード (RF)は、A200、 A260のモデルにのみに採用されています。

最後に弾き比べ動画をご覧ください。
●同じ価格のサイズ別(610mm、630mm、650mm)3本です。
聴いていただくとわかりますが、ショートスケールだからと言って音量不足という ことはありません。
モデル(価格)の違いは、実際にご試奏していただくと、高音の伸びや低音の響き の違いを実感できると思います。
お気軽にご試奏してみてくださいね!
以上、ギター選びの参考になれば幸いです。




