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【楽器の保管の仕方】2022年11月6日

楽器の保管の仕方は様々だと思いますが、貴方は下記のどれに当たりますか?
1.ギタースタンドに立てている。
2.壁に吊るしている。
3.ハードケースに入れて保管している。
4.ハードケースに乾燥剤を入れて保管している。
5.ハードケースに湿度調整剤を入れて保管している。
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楽器をケースに入れておくと練習する時に出し入れするのが面倒だからスタンドに立てて置くと言う人もいらっしゃいますね。この場合はいろいろな点で危険がありますので大事な楽器の場合はお勧めできません。

一般的には「風通しの良い涼しい所に保管する」のが良いとされていますが、では高温多湿がどの様に良くないのでしょう?

1.高温による影響

塗装に悪い影響を与えます。特にラッカーやセラック塗装の場合は気をつけなければいけません。これらの塗料は柔らかく熱に弱いので、ケースに入れておいてもケース内側の布の跡が付いてしまいます。また、高温下では膠の接着力が弱くなりますので故障の原因になる場合があります。力木が剥がれてきたり、下駒が浮いてきたり、最悪は剥がれると言うこともあり得ます。

2.乾燥又は多湿による影響

基本的に木材は湿気を吸収すると膨張し、乾燥すると収縮します。17sori
多湿は鳴りに影響したり、木材が膨張する事でネックが反ったり、ボディー(表板)が膨らんで弦高が高くなったりと楽器に悪影響が出ます。更にカビ、錆び、悪臭の原因にもなります。
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ではどの位の温度・湿度が危険なのでしょうか?
温度は何度以上とは言い難いのですが、環境としては人間が不快に感じない程度の環境が楽器にもいいとお考え下さい。夏場に締め切った部屋で日差しがギター又はケースに当たっていると最悪です。車内に放置するなどもっての他です。

湿度は40%~60%が最適と言われています。環境としては人間が不快に感じない程度の環境が楽器にもいいとお考え下さい。特に怖いのは急な乾燥、乾燥し過ぎです。30%を切ると危険になってきますが、寒気団が来ている時にエアコンを点けると20%を切ることもあります。急激な乾燥は板が割れてしまいます。湿気で木が膨張するより、乾燥で割れる方がずっと恐いです。乾燥でフレットが出てくる事もあります。これは指板が収縮するためです。
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そこで、加湿器で部屋を加湿することをお勧めします。加湿することで健康にも良いですね。乾燥するとウイルスの活動も活発化し、喉の繊毛も働きが悪くなり風も弾き易くなります。湿度が上がることで体感温度も上がり、暖房費の節約にもつながりますので、一石三鳥ですね。
梅雨の季節、夏場に乾燥剤を使う方は結構いらっしゃいますが、冬場の乾燥対策をしている人は少ないですね。お気を付けください。
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理想的環境は24時間空調してある部屋で一定の温度湿度を維持する中でケースから出して壁に吊るしておく事ですが、これはなかなか現実的ではありませんね。もし、24時間空調したとしても、スタンドに立てて置くとご家族が何かをぶつけたり、倒したり、地震でも来た時には危険が一杯です。

(そこで結論です)

ハードケースに夏場は乾燥剤を入れ、冬場は加湿材を入れて日の当たらないところに保管する事が現実的です。又は湿度調整材をケースに入れておくことです。ただし、冬場の練習場所も加湿器で部屋を加湿してください。
ただし、乾燥剤は4ヶ月しか効き目が継続しませんので気をつけてください。湿度調整材とは湿度の高いときは湿気を吸ってくれ、乾燥時期には湿気を吐いてくれる優れもので年中使用できます。

下記湿度管理用の便利グッズをご紹介します。

『ミュージックモイスチャー』
天然特殊粘土“モンモリロナイト”を原料として、湿度を常に45%±5%に保ちます。古美術品、骨董品の湿度管理用に多くの美術館・博物館で使用されている優れものです。オールシーズン(約1年間)使用可能です。
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『アリア 湿度調整シート』
湿度調整シートは、高性能吸水高分子(ポリマー)シートを使用 し楽器ケース内の湿度を40%~60%に保ちます。シート状ですので簡単にケースに収まり、楽器に傷をつけることもありません。数年以上効果が持続します。
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以上、大事な楽器の湿度管理のご参考になさってください。

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