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Francisco Simplicio
Francisco Simplicio
フランシスコ・シンプリシオ 1926年 製作#106(売れました)
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モデル
生産国
製作年度
表板
裏・側板
弦長
販売価格
フランシスコ・シンプリシオ 1926年 製作#106(売れました)
スペイン
1926
スプルース
バーズアイメイプル
650mm
5,600,000円(税込)
フランシスコ・シンプリシオは1874年にバルセロナで生まれ、エンリケ・ガルシアの弟子となってガルシアとともにアントニオ・デ・トーレスの流れを汲むバルセロナ流を代表する製作家の一人で、1932年に亡くなっています。
この楽器は亡くなる6年前、52歳の時の作品で長年コレクターが所有していたもので年数の割に使用感があまりなく状態としては最高レベルのものです。
表板は再塗装されていますが、割れがないため素晴らしいサウンドが残っています。側板ボトムに20㎝の割れ、裏板に10㎝ほどの割れがありますが、古い時代にしっかりと修理されています。
このギターはシンプリシオの中でも最高級のモデルと言えます。ヘッドにインカ、マヤ文明を思わせる彫刻(竪琴を弾くミューズ)が施され、表板、裏板、側板の幅広のパーフリング、ロゼッタも見事で美しい楽器です。
このヘッドのレリーフはセゴビアが使用していた1936年のヘルマン・ハウザー一世のレリーフと全く同じです。当時、ハウザー家でシンプリシオギターを所有しており、この1926年の#106がそうであった可能性があります。
この楽器はSIE制作の「Guitar Collection in Japan」のP.42に掲載されています。
ナット幅:49mm、弦幅:40mm、
弦高 6弦側:3.8mm 1弦側:2.9mm、
サドルのりしろ 6弦側:2.5mm 1弦側:1.5mm
この楽器は亡くなる6年前、52歳の時の作品で長年コレクターが所有していたもので年数の割に使用感があまりなく状態としては最高レベルのものです。
表板は再塗装されていますが、割れがないため素晴らしいサウンドが残っています。側板ボトムに20㎝の割れ、裏板に10㎝ほどの割れがありますが、古い時代にしっかりと修理されています。
このギターはシンプリシオの中でも最高級のモデルと言えます。ヘッドにインカ、マヤ文明を思わせる彫刻(竪琴を弾くミューズ)が施され、表板、裏板、側板の幅広のパーフリング、ロゼッタも見事で美しい楽器です。
このヘッドのレリーフはセゴビアが使用していた1936年のヘルマン・ハウザー一世のレリーフと全く同じです。当時、ハウザー家でシンプリシオギターを所有しており、この1926年の#106がそうであった可能性があります。
この楽器はSIE制作の「Guitar Collection in Japan」のP.42に掲載されています。
ナット幅:49mm、弦幅:40mm、
弦高 6弦側:3.8mm 1弦側:2.9mm、
サドルのりしろ 6弦側:2.5mm 1弦側:1.5mm