名古屋にある、発表の場、鑑賞の場、感動の場、音響設備を完備したホール

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クラシックギター紹介

Masahiro Tanabe

田邊雅啓 90号 トーレスモデル(売れました)

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モデル 生産国 製作年度 表板 裏・側板 弦長 販売価格
田邊雅啓 90号 トーレスモデル(売れました) 日本 2023 スプルース ローズウッド 650mm 891,000円(税込)
この楽器は田邊氏のトーレスモデルで、氏の作品はミューズ音楽館では初の入荷となります。
彼の作品を見ると製作活動29年のベテラン作家でありながら寡作の、非常に丁寧な仕事と素晴らしい感性を持った製作家と言えます。
この楽器も各弦のバランスと言い、全てのポジションで均一な響きと鳴りを持った楽器で惚れこんでしまいました。音は太く芯のある音でしっかりとバランスよく鳴ってくれます。
裏板は美しいローズウッドの3枚剥ぎの作りで楽器の上品さと美を醸し出しています。

〔製作家情報〕
1974年群馬県生まれ。20歳の時にクラシックギターの製作を志し、法政大学卒業と同時に石井栄氏に製作を師事、同工房にて自作品として140本近くを製作。その後2001年に渡欧し、各地の弦楽器工房を訪問し実地に見識を深めてゆくなかで、スペイン、シグエンサでのホセ・ルイス・ロマニリョス製作講習会に参加したこが決定的な体験となり、スペイン伝統工法によるギター製作に自らの方向性を確信することになります。

帰国後に栃木県足利市に独立して工房を構え、さらに一年間の製作研究を経て2002年10月に彼のメインモデルの一つとなるロマニリョスモデルを発表。並々ならぬ探求心と柔軟かつ新鮮な感性を常に保ち続け、それを十全に活かしたまさに結晶と言える彼のギターは、その造作と音響的な完成度の高さで国内の若手製作家のなかでも比肩するもののないアイテムとなっています。現在年間5~6本のペースで製作。2018年にはNHKの人気番組で工房での製作風景が放映された他、2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。

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