サロンコンサート情報の記録
2023年11月5日(日)
講座「爪の削り方とタッチ」→1/28に延期になりました
~爪の削り方、磨き方、タッチやプランティングに絞った講座~
ミューズ音楽館
開演 15:00
都合により2024年1月28日(日)に延期になりました。
ご了承ください。
【講師】佐々木響士朗
<参加費>
一般:3,500円
会員:3,000円
3年ぶり、5回目の、爪の削り方、磨き方、タッチやプランティングに絞った講座です。
クラシックギターにとって、爪は命と言われる事があります。綺麗な音でご自分のギターが弾ければ嬉しいですよね。初心者の方でも全然OKですのでご安心して参加してください。芯のある音色の出し方、甘い音色、太い音色など、この講座が参考になれば幸いです、
爪をどの形状で削り、磨けばよいのか?タッチの角度、指のどの部分から弦に?。。プランティングの利点など、わかりやすく、ボードに図を書いたり、自作の模型を使って実践しながら説明していきます。
また希望者には、講座の後、実際にわたしが削りますので、申し出てください。
参加の方は、ご自分で実際に使用されているヤスリを持ってきてください。
佐々木響士朗
2023年10月22日(日)
谷辺昌央 パルストレーニング講座(全6回)第4回目
~演奏がうまくなるための講座~
ミューズ音楽館
開演 15:00
一流演奏家の演奏は誰の耳にもすんなりと自然に音楽が入ってきます。それはパルスがあるからです。世界的ギタリストの谷辺昌央がこの講座を通してそのパルス習得のための方法を伝授します。
演奏する楽器は問いませんし、アマ、プロも問いません。音楽を演奏する人ならどなたにも演奏上達の礎になるものです。
<パルスって何?>
パルスとは音楽を演奏する時に必要な「脈」「鼓動」です。
心臓の鼓動と同じように演奏者の体の中にあって、内側から演奏を支えてくれるものです。
レオンハルト、ピアソラ、グールド、ブリーム、アウセルらの演奏を聴いていると、彼らの強靭なパルスが聴き手の身体にビンビン響いてきて、それに乗った彼らの音楽が怒涛の如くに流れ込んでくるのが感じられます。
ジャズの名演奏を聴くと、それがとてもシンプルに感じられます。
パルスは内的な指揮者のように演奏者を支えてくれるもの、演奏する人は自由さを得られて、緊張するような時にも安心感を持って演奏することができます。またパルスは聴衆の身体の中にも入ってきて、演奏者と聴衆の間のコミニュケーションを支えてくれます。
この講座ではそんなパルスを身につけるためのトレーニングを行います。
使用テキスト 『リズムの基礎』呉 暁/桐山春美 音楽之友社(1,000+税)ミューズで販売
*ギターは不要です。
<受講料>
〇その都度 一般 3,500円 会員 3,000円
〇6回分前納 一般 18,000円 会員 15,000円(1回目受講後に決めても可)
講座は100分前後の予定です。
第4回目 10/22(日)
【『蛍の光』に聴くヨーロッパと日本のアウフタクトの違い】
【タンゴのアウフタクト】
【音符の長さと重さの関係】
第5回目 11/26(日)
【ウィンナ・ワルツのパルス】
【シンコペーションとパルス】
【不安定な2拍子を安定させる方法】
第6回目 12/17(日)
【総まとめ】
<谷辺昌央プロフィール>
名古屋生まれ。7歳からギターを始める。東京大学在学中に、東京国際ギターコンクールで首席入賞。1999年よりドイツ、ケルン音楽大学に留学し、首席卒業。ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクールなどヨーロッパの多数の国際コンクールで優勝。 2005年ワシントンのケネディーセンターにてアメリカ・デビュー。ニューヨークにおけるバッファロー・フィルハーモニーとの共演は2000人の聴衆総立ちという大成功を収め、全米およびEU全域でラジオ中継された。ドイツ、スペイン、ブラジルなどのオーケストラとも多数共演。南米ツアーではブラジル日系移民100周年記念事業として、林光のギター協奏曲「北の帆船」を南米初演。コジマ録音よりアルバム「アセントゥアード」「すべての人のための祈り」をリリース。レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズボックス特選盤など各方面より高い評価を得る。 2011年より日本に活動の拠点を移し、NHK・名曲リサイタル、東京オペラシティ、宗次ホールでのリサイタルなど日本での活動を本格化させている。2013年名古屋音楽ペンクラブ賞, 2015年芸術創造賞受賞。ドイツのMDGレーベルより「Japanese Guitar Concertos」(武満徹、細川俊夫、林光のギター協奏曲)を世界同時リリース。名古屋音楽大学講師
写真©Leonardo Bravo
2023年10月14日(土)
第100回 ワンコインコンサート
ミューズ音楽館
開演 15:00
会員の、会員による、会員のためのコンサートです。
今回で100回目を迎えます。
この記念すべきコンサートには今までに聴衆賞を獲得された方にエントリーして頂きます。
演奏参加は10名限定とします。
そして、賞品として下記を用意しております。
第1位 ハーキュレス ギタースタンド(1台)
第2位 ダダリオ マイクロヘッドチューナー(1個)
第3位 お好きな弦1セット
第4位以下には参加賞としてマイクロメッシュ#8000
エントリーは締め切りました。
聴衆参加募集中!
演奏参加:1,000円(10名限定)
聴衆参加: 500円(25名限定)
(今回からお茶・お菓子付きを復活します)
<演奏者と演奏曲>
1.春日晴紀&早川庸一(コレーグ・ディ・ギターレ)ファンタジーOp.54/F.ソル
2.duo pAso a pAso 間奏曲/M.M.ポンセ、スケルツィーノ・メヒカーノ/M.M.ポンセ
3.山崎 哲 エチュードOp.31-8 //F.ソル、BWV996 ブーレ / J.S.バッハ
4.西村陽子 BWV998 よりプレリュード、BWV147 主よ人の望みの喜びよ/J.S.バッハ
5.野口正明 盗賊の歌/カタロニア民謡、入り江のざわめき/I.アルベニス
6.各務昭子 エチュードOP60-6&Op.60-20/M.カルカッシ
7.平口定叡 イスタンブールの雪/カルロ・ドメニコーニ
8. 浮海祥治 プレリュードとフーガBWV998/J.S.Bach
9.比企能之 カバティーナ/S.マイヤース、アルハンブラの想い出/F.タレガ
10.松山 繁 アルハンブラの思い出/F.タレガ、スペイン風セレナーデ/J.マラッツ
2023年 10月14日(土)~
大矢修三 サロン講座第3弾「中級~上級者のためのステップアップ講座」第12回目
~カルカッシ25の練習曲・佐藤弘和校訂を使った講座~
ミューズ音楽館
開演 10:30~12:00
歴史的に様々なギター練習曲がある中で今回はカルカッシ25の練習曲Op.60を使ったステップアップ講座を11月から新たに開講します。各ギター教室でのレッスンやコンクールの課題曲にもよく出題されるように最も代表的な練習曲の1つですが、今回は現代ギター社から出版されている佐藤弘和校訂の原典版を使用します。その佐藤弘和氏の解説(以下抜粋)
『古典期の教材に共通することは、「ギターの素直な弾き方、及び音楽の根本的な仕組みの、理解と習得」が目的であるということです。既成の《25の練習曲》の楽譜は、構成や細やかな部分において第三者の解釈が少なからず入っています。極力そういった第三者的な解釈を排除してカルカッシの生の声のみを聴けるような、余計なものがない楽譜を目指しました。』と書いてありますが、この講座では正にそこを一番大切に進めていきたいと思っています。佐藤弘和著「21世紀のギター教本」講座でもご好評いただいた、合理的な上達法にも触れていきます。特に楽に演奏できるようになるためには、譜読みの速さ、また左、右各々の手の脱力+指の分離が重要になります。そして毎回受講者全員のみなさんに、丁寧にきめ細やかなアドバイスをして進めて行きたいと思っています。(年齢不問)
「中級~上級者のためのステップアップ講座」全12回(※13回目は発表演奏会)
2シーズンに分けて開講します。
・1シーズン目(13曲)は、2022年11/12(土)開講
・2シーズン目(12曲)
【開始時間】 10:30~12:00 (基本90分)
【料 金】 1回 ¥3,000 ※12回連続お申込みの方は¥30,000。
13回目の演奏発表会は別途3,000円必要。(お茶・お菓子付き)
1シーズン目(13曲)日程
【12回目】 10/14 第24番
【13回目】 11/11 発表演奏会
※2シーズン目は残りの12曲、第3、7、9、10、12、14、17、18、19、21、22、25番
曲順が変わることがございます。
2023年10月7日(土)
角 圭司による「正しいギターの姿勢講座」
~音楽カイロプラクティックの視点から~
ミューズ音楽館
開演 15:00~17:30前後
~ギターの構え方から見直そう~ “テーマはバランス“
ギタリストでありカイロプラクターである角 圭司氏が、音楽とカイロプラクティックを融合した最新の指導法で、あなたの演奏時の姿勢、技術を検証し 改善のお手伝いをします。健康に楽器を楽しむ のに 必要な事、身体に優しい姿勢や動作について詳しく解説し、お一人お一人の体の歪みをチェックし指導いたします。
◆こんな症状のある方は必見!
腰痛、手の痛み、肩こり、首痛、腱鞘炎、ばね指、ひざ痛、頭痛、慢性疲労、倦怠感、etc.
ギター持参 一般:4,000円 会員:3,500円(16名限定)(足台もご持参ください)
楽器なし聴講 一般:2,500円 会員:2,000円(4名限定)
<内容>
・姿勢の大切さについての座学
・簡単歪みチェック (一人ずつ行います)
・試奏
・カイロ体操(カイロ用バンド使用)
・体操後の試奏
・これからの展望について
その他、姿勢、体操、栄養、睡眠、施術など参加者のご希望に応じて実践も交えながら進行して頂けます。終了後に個別にご相談も可能です。
一人一人のチェックと指導が入りますので全体の時間としては2時間半~3時間程度とみています。
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<プロフィール>
角 圭司(すみ けいし)ギタリスト&音楽カイロプラクター
ギターでは、1999年ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院入学、翌年、修士課程演奏家ディプロマコースに特別進級。この特別進級は音楽院創設以来初の例となった。2002年同音楽院修士課程ディプロマコースを修了し卒業。
ギター誌に演奏技術等の執筆や、各地での講習会に講師として招かれている。
また国内外のいくつものコンクールで審査員をしてきている。
演奏では、全米はじめ、スペイン、ベトナム、台湾など海外でもツアーを行った。台南芸術大学でのマスタークラス、ベトナムでの音楽学校など指導面でも力を注いでいる。
カイロプラクティックでは、全国健康生活普及会、及び日本カイロプラクティック連合会に所属。健康管理士生活指導員1級。Needsグループに所属し、カイロプラクティックサロンFirst Sound代表。
楽器演奏とカイロプラクティック双方の視点から演奏姿勢と動作を指導し、臨床のほか身体のメンテナンス指導を行う「音楽カイロプラクティック」を広めている。
ホームページwww.keishisumi.com
2023年9月16日(土)
古川忠義サロンコンサート
~語りとギターで楽しいコンサート~
ミューズ音楽館
開演 15:00
クラシック、ポップス、ジャズなど様々なジャンルに精通し、ソロ・デ・ベンチャーズ、ギター伴奏でキメる!永遠のヒットソング集、女性アイドルヒットソング集などの出版、そしてYoutubeの「古川忠義ちゃんねる」で人気を誇るマルチプレイヤー。
今回はギターソロから弾き語り、会場を爆笑に包むトークと替え歌で楽しいひと時をお過ごしください。「すごい!」と唸り、腹を抱えて笑っていただきます。
<コンサート>(レッスン会の聴講料を含みます)
一般:4,000円 会員:3,500円 学生:2,000円
<レッスン会>(40分/人)締め切りました!
受講のみ 一般:8,000円 会員・学生:7,000円
コンサートと受講通し料金 一般:10,000円 会員・学生:8,000円
レッスン会はコンサートの前に13:30より実施することになり、下記お一人で締め切らせて頂きますのでご了承ください。
1.山崎 哲 BWV996よりブーレ/J.S.バッハ
<プログラム>
ベンチャーズ、カントリー、映画音楽、永遠のヒットソングまで当日にならないと何が飛び出すか分からないコンサート
一部の曲目紹介
(その場の雰囲気で演奏曲は変わります。リストにない曲も飛び出しますのでお楽しみに!)
・ダイヤモンドヘッド
・キャラバン
・カントリーロード
・カントリーボーイ
・ひまわり
・少年時代
・夏の思い出
・金子みすずの詩で綴る~浜辺の歌、前奏曲第1番(H.ヴィラ=ロボス)
ほか
*フォークソングの数曲で共演するサイドギター&ヴォーカル 園田鉄斎
【Youtube】下記リンクをクリックください。
ソロ・デ・ベンチャーズより キャラバン&ダイヤモンド・ヘッド


<プロフィール>
1960年生まれ、15歳でデビューリサイタル。
京都市立堀川高校音楽部コントラバス専攻を経て京都市立芸術大学音楽部へ。専攻はコントラバス。
1980年日本演奏家連盟新人選考会で優勝。
1985年から有線放送スタジオ初代レギュラーメンバーとして参加。またテレビ、ラジオなどにも多数出演。演奏ジャンルはクラシックからジャズまで幅広い。作曲家、アレンジャーとしても活動する。教則DVD、ギター曲集も出版。
ラジオのパーソナリティーを長年務めた経験から軽妙なおしゃべりと演奏で多くのファンを持つ。
2010年音楽で心を伝えたい思いから僧侶の資格を取得。
<音楽の師匠>
作曲:鈴木英明、
クラシックギター:小原安正・ナルシソイエペス
ジャズギター:武田一彦
ラテンギター:セルソリベロス(ロスインディオス)
<今までのレギュラー番組>
ABCテレビ 「おはよう朝日です」
ABCラジオ 「おはようパーソナリティ道上洋三です」
「上沼恵美子のこころ晴天」
「マルタ ピップミュージックロード」
<番組テーマ>
ABCテレビ 「らくごのご」
ABCラジオ 「妹尾和夫の全力投球」
阪神タイガース 「Go Goトラッキー」
<著書>
現代ギター社 「ソロギターの為のベンチャーズ名曲集」
「ギター伴奏でキメる!永遠のヒットソング集」
「女性アイドルヒットソング集」
学研 「初めてのエレキギター」
「初めてのアコースティックギター」
<アルバム>
テクノデザイン 「幻想即興曲」「プラハ」
テディーズギター 「ソロ・デ・ベンチャーズ」
日本クラウン 「テネシームーン」
イルカミュージック 「シエスタ」「パステル・カバー」
ネイチャー・レーベル 「ギターで聴く美しの里」
2023年9月10日(日)
谷辺昌央 パルストレーニング講座(全6回)第3回目
~演奏がうまくなるための講座~
ミューズ音楽館
開演 15:00
一流演奏家の演奏は誰の耳にもすんなりと自然に音楽が入ってきます。それはパルスがあるからです。世界的ギタリストの谷辺昌央がこの講座を通してそのパルス習得のための方法を伝授します。
演奏する楽器は問いませんし、アマ、プロも問いません。音楽を演奏する人ならどなたにも演奏上達の礎になるものです。
<パルスって何?>
パルスとは音楽を演奏する時に必要な「脈」「鼓動」です。
心臓の鼓動と同じように演奏者の体の中にあって、内側から演奏を支えてくれるものです。
レオンハルト、ピアソラ、グールド、ブリーム、アウセルらの演奏を聴いていると、彼らの強靭なパルスが聴き手の身体にビンビン響いてきて、それに乗った彼らの音楽が怒涛の如くに流れ込んでくるのが感じられます。
ジャズの名演奏を聴くと、それがとてもシンプルに感じられます。
パルスは内的な指揮者のように演奏者を支えてくれるもの、演奏する人は自由さを得られて、緊張するような時にも安心感を持って演奏することができます。またパルスは聴衆の身体の中にも入ってきて、演奏者と聴衆の間のコミニュケーションを支えてくれます。
この講座ではそんなパルスを身につけるためのトレーニングを行います。
使用テキスト 『リズムの基礎』呉 暁/桐山春美 音楽之友社(1,000+税)ミューズで販売
*ギターは不要です。
<受講料>
〇その都度 一般 3,500円 会員 3,000円
〇6回分前納 一般 18,000円 会員 15,000円(1回目受講後に決めても可)
講座は100分前後の予定です。
少しトレーニングが進んだ後半にも日々の基礎練習の時にそのパルスを習得するための練習方法も紹介していきます。
第3回目 9/10(日)
【『禁じられた遊び』に使われている黄金分割のパルス】
【4拍子を立体的にするポイント】
第4回目 10/22(日)
【『蛍の光』に聴くヨーロッパと日本のアウフタクトの違い】
【タンゴのアウフタクト】
【音符の長さと重さの関係】
第5回目 11/26(日)
【ウィンナ・ワルツのパルス】
【シンコペーションとパルス】
【不安定な2拍子を安定させる方法】
第6回目 12/17(日)
【総まとめ】
<谷辺昌央プロフィール>
名古屋生まれ。7歳からギターを始める。東京大学在学中に、東京国際ギターコンクールで首席入賞。1999年よりドイツ、ケルン音楽大学に留学し、首席卒業。ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクールなどヨーロッパの多数の国際コンクールで優勝。 2005年ワシントンのケネディーセンターにてアメリカ・デビュー。ニューヨークにおけるバッファロー・フィルハーモニーとの共演は2000人の聴衆総立ちという大成功を収め、全米およびEU全域でラジオ中継された。ドイツ、スペイン、ブラジルなどのオーケストラとも多数共演。南米ツアーではブラジル日系移民100周年記念事業として、林光のギター協奏曲「北の帆船」を南米初演。コジマ録音よりアルバム「アセントゥアード」「すべての人のための祈り」をリリース。レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズボックス特選盤など各方面より高い評価を得る。 2011年より日本に活動の拠点を移し、NHK・名曲リサイタル、東京オペラシティ、宗次ホールでのリサイタルなど日本での活動を本格化させている。2013年名古屋音楽ペンクラブ賞, 2015年芸術創造賞受賞。ドイツのMDGレーベルより「Japanese Guitar Concertos」(武満徹、細川俊夫、林光のギター協奏曲)を世界同時リリース。名古屋音楽大学講師
写真©Leonardo Bravo
2023年 9月9日(土)~
大矢修三 サロン講座第3弾「中級~上級者のためのステップアップ講座」第11回目
~カルカッシ25の練習曲・佐藤弘和校訂を使った講座~
ミューズ音楽館
開演 10:30~12:00
歴史的に様々なギター練習曲がある中で今回はカルカッシ25の練習曲Op.60を使ったステップアップ講座を11月から新たに開講します。各ギター教室でのレッスンやコンクールの課題曲にもよく出題されるように最も代表的な練習曲の1つですが、今回は現代ギター社から出版されている佐藤弘和校訂の原典版を使用します。その佐藤弘和氏の解説(以下抜粋)
『古典期の教材に共通することは、「ギターの素直な弾き方、及び音楽の根本的な仕組みの、理解と習得」が目的であるということです。既成の《25の練習曲》の楽譜は、構成や細やかな部分において第三者の解釈が少なからず入っています。極力そういった第三者的な解釈を排除してカルカッシの生の声のみを聴けるような、余計なものがない楽譜を目指しました。』と書いてありますが、この講座では正にそこを一番大切に進めていきたいと思っています。佐藤弘和著「21世紀のギター教本」講座でもご好評いただいた、合理的な上達法にも触れていきます。特に楽に演奏できるようになるためには、譜読みの速さ、また左、右各々の手の脱力+指の分離が重要になります。そして毎回受講者全員のみなさんに、丁寧にきめ細やかなアドバイスをして進めて行きたいと思っています。(年齢不問)
「中級~上級者のためのステップアップ講座」全12回(※13回目は発表演奏会)
2シーズンに分けて開講します。
・1シーズン目(13曲)は、2022年11/12(土)開講
・2シーズン目(12曲)
【開始時間】 10:30~12:00 (基本90分)
【料 金】 1回 ¥3,000 ※12回連続お申込みの方は¥30,000。
13回目の演奏発表会は別途3,000円必要。(お茶・お菓子付き)
1シーズン目(13曲)日程
【11回目】 9/9 第23番
【12回目】 10/14 第24番
【13回目】 11/11 発表演奏会
※2シーズン目は残りの12曲、第3、7、9、10、12、14、17、18、19、21、22、25番
曲順が変わることがございます。
2023年8月27日(日)
谷辺昌央 パルストレーニング講座(全6回)第2回目
~演奏がうまくなるための講座~
ミューズ音楽館
開演 15:00
一流演奏家の演奏は誰の耳にもすんなりと自然に音楽が入ってきます。それはパルスがあるからです。世界的ギタリストの谷辺昌央がこの講座を通してそのパルス習得のための方法を伝授します。
演奏する楽器は問いませんし、アマ、プロも問いません。音楽を演奏する人ならどなたにも演奏上達の礎になるものです。
<パルスって何?>
パルスとは音楽を演奏する時に必要な「脈」「鼓動」です。
心臓の鼓動と同じように演奏者の体の中にあって、内側から演奏を支えてくれるものです。
レオンハルト、ピアソラ、グールド、ブリーム、アウセルらの演奏を聴いていると、彼らの強靭なパルスが聴き手の身体にビンビン響いてきて、それに乗った彼らの音楽が怒涛の如くに流れ込んでくるのが感じられます。
ジャズの名演奏を聴くと、それがとてもシンプルに感じられます。
パルスは内的な指揮者のように演奏者を支えてくれるもの、演奏する人は自由さを得られて、緊張するような時にも安心感を持って演奏することができます。またパルスは聴衆の身体の中にも入ってきて、演奏者と聴衆の間のコミニュケーションを支えてくれます。
この講座ではそんなパルスを身につけるためのトレーニングを行います。
使用テキスト 『リズムの基礎』呉 暁/桐山春美 音楽之友社(1,000+税)ミューズで販売
*ギターは不要です。
<受講料>
〇その都度 一般 3,500円 会員 3,000円
〇6回分前納 一般 18,000円 会員 15,000円(1回目受講後に決めても可)
講座は100分前後の予定です。
少しトレーニングが進んだ後半にも日々の基礎練習の時にそのパルスを習得するための練習方法も紹介していきます。
第2回目 8/27(日)
【『アルハンブラの想い出』を支える立体的な3拍子】
【メトロノームを使って身体の中のパルスを作る】
第3回目 9/10(日)
【『禁じられた遊び』に使われている黄金分割のパルス】
【4拍子を立体的にするポイント】
第4回目 10/22(日)
【『蛍の光』に聴くヨーロッパと日本のアウフタクトの違い】
【タンゴのアウフタクト】
【音符の長さと重さの関係】
第5回目 11/26(日)
【ウィンナ・ワルツのパルス】
【シンコペーションとパルス】
【不安定な2拍子を安定させる方法】
第6回目 12/17(日)
【総まとめ】
<谷辺昌央プロフィール>
名古屋生まれ。7歳からギターを始める。東京大学在学中に、東京国際ギターコンクールで首席入賞。1999年よりドイツ、ケルン音楽大学に留学し、首席卒業。ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクールなどヨーロッパの多数の国際コンクールで優勝。 2005年ワシントンのケネディーセンターにてアメリカ・デビュー。ニューヨークにおけるバッファロー・フィルハーモニーとの共演は2000人の聴衆総立ちという大成功を収め、全米およびEU全域でラジオ中継された。ドイツ、スペイン、ブラジルなどのオーケストラとも多数共演。南米ツアーではブラジル日系移民100周年記念事業として、林光のギター協奏曲「北の帆船」を南米初演。コジマ録音よりアルバム「アセントゥアード」「すべての人のための祈り」をリリース。レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズボックス特選盤など各方面より高い評価を得る。 2011年より日本に活動の拠点を移し、NHK・名曲リサイタル、東京オペラシティ、宗次ホールでのリサイタルなど日本での活動を本格化させている。2013年名古屋音楽ペンクラブ賞, 2015年芸術創造賞受賞。ドイツのMDGレーベルより「Japanese Guitar Concertos」(武満徹、細川俊夫、林光のギター協奏曲)を世界同時リリース。名古屋音楽大学講師
写真©Leonardo Bravo
2023年8月26日(土)
第99回 ワンコインコンサート
ミューズ音楽館
開演 15:00
会員の、会員による、会員のためのコンサートです。
演奏参加と聴衆参加(各10名まで)募集中です。
エントリーは7日前で募集を締め切ります。
締切後に枠が空いている場合は「飛び入り」と言う形で参加して頂くことは可能です。その場合、リハーサルの時間割又はプログラムに入らないこともありますのでご了承ください。
新型コロナの感染拡大を受けて、演奏参加と聴衆参加も各10名までとし、お茶、お菓子のご提供もなしにさせて頂きます。そのため、聴衆参加は無料と致しますのでご了承ください。感染拡大が続く間の措置です。
演奏参加:1,000円
聴衆参加:無料
(暫くはお茶・お菓子のご提供を停止させていただきます)
<演奏者と演奏曲>
1.山崎 哲 BWV996 ブーレ / J.S.バッハ、エチュードOp.60-3 / M.カルカッシ
2.西村陽子 プレリュードNo.11/F.タレガ、ガボット/M.M.ポンセ
3.宮城功太 ハンガリー幻想曲/J.K.メルツ
4.野口正明 前奏曲第3番/H.ヴィラ=ロボス、フリア・フロリダ/A.バリオス
5.藤野大助 ブラームスの子守唄/L.ワルカー、アルハンブラの思い出/F.タレガ
6.松山 繁 3つのメキシコ民謡/M.M.ポンセ